職歴なし

スペック別の対策

職歴無しの元フリーター

職歴がないフリーターが中途採用に応募できるのは30代前半までです。それを過ぎると正社員での採用チャンスは限りなく低くなります。

職歴なしでフリーターをやっている人材は、若くても正社員登用の可能性は高くて10%以下です。20代後半にもなると5%程度となり、30歳を過ぎると1%、私の関わった採用面接においては33歳の方が最年長でした。それ以上の年齢のフリーターから採用した経験はありません。

フリーターというのはアルバイトや日雇い派遣、個人事業主契約の上で行われる業務請負(今はほとんどありません)などで、技術力が要求されるような派遣業はあまりフリーターという先入観は持たれません。

未経験採用を狙う

ですから、もし職歴なしのフリーターであれば、あなたは職業訓練などで何らかの技術を学習し、派遣会社に登録して未経験採用を行っている企業などに滑りこむことで「実務経験」という喉から手が出るほど欲しい肩書を手に入れることができるでしょう。文章で書くと簡単そうですが、実際は茨の道です。しかしながら、諦めなければ可能性はあります。フリーターという責任を持たずに文句ばかり言っていられる立場に骨まで慣れきってしまうまえに抜け出すべきです。

体力に自信があるのであれば、建設業の雑用、介護、警備員などに就職口がありますが、将来性はありません。これらの職種の正職員で定年まで勤続できるポジションと、あなたに与えられるポジションは異なることが多いです。ストレートにそういった間口の広い就職口に飛びつくのはまだ早いと思います。

派遣から正社員

またそういった未経験者やフリーターからの転職を支援する会社もあります。正社員の採用面接を受けたことがない、なんて方が何のサポートもなくいきなり採用面接に向かっても玉砕するだけです。

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第二新卒と既卒

第二新卒、あるいは既卒というのは、新卒の就活に失敗した人材です。

企業としては、新卒での就職活動に失敗した人材というのは一年間頑張ってあらゆる企業を受け続けて、すべての企業が「結構です」とお祈りしたお墨付きの廃棄物です。あるいは苦労して入社した会社から数ヶ月で「無理だ〜」とスタコラ逃げ出した傷物です。当然ですが、企業はそういう人材に厳しい目を向けます。

では第二新卒や既卒にはもう道がないのか、というとそんなことはありません。

例年、第二新卒や既卒での就活人材は一定数出ていますし、その多くがほどなく就職先をみつけています。その理由は、そういった第二新卒や既卒の人材のために一定数の枠を設けている会社が必ず存在するからです。もちろん、そういった会社が新卒に比べて好条件を用意するなどとは夢にも思わないでください。企業活動は慈善事業ではありません。脛に傷あるあなた方を会社にとってより都合の良い条件で雇用し、馬車馬のようにこき使うことを考えているかもしれません。

若さがあるうちは戦える

たとえそうであったとしても、皆さんには共通する最強の武器として「若さ」があります。まだ無理のきく若いうちにそういった会社でキャリアを積むことは、決して間違った道ではありません。日本は一度ドロップすると二度と這い上がれない、というのはネット上で作られた社会的イメージで、正確ではありません。就活は限られた間口に一斉に新卒が大挙するので、そこで失敗すると絶望するのは無理もありません。確かに他の人達と差ができますが、それはただの差であって、あなたは奈落の底にドロップしたわけではありません。社会にでると、他人と著しい差、幸福さや知識や教養、体力、能力、コミュ力、年齢、年収、見た目などのありとあらゆる格差に直面するのです。そこで絶望するのは根拠の無いプライドが傷ついたに過ぎません。

上でも紹介したジェイックさんが既卒向けに説明会と就活支援を行っています。通常のエージェントだと渋い顔をされかねませんが、専門の採用支援サービスであれば安心です。

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新卒と既卒の就職後の違い

新卒も既卒も両方採用している現職の会社では、この二者の扱いは異なることを聞きました。どちらも採用方法や基準などは同じなのですが、相談会に訪れた既卒の方には十分な研修を用意せずにすぐに現場に入って貰って、ガンガン実務を経験していただくという方向性になっているみたいです。

この方針の違いは、既卒や第二新卒の場合は基本的に「社会経験あり」として扱い、早い段階で利益を出せる人材になってもらう必要があるそうです。ですから、既卒で採用された場合、新卒に施されるごく当たり前な社会人としての基礎研修などありません。どこか別の場所で身につけておく必要があるかもしれません。

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