応募先企業については、応募前、応募後にかかわらず、出来る限り多くの情報を集めるべきです。大量の情報を収集して、一枚のレジュメにまとめておくと、面接前に目を通す資料として非常に役立ちます。
コーポレートサイトを利用する
会社の情報は、社名で検索したときに出てくるコーポレートサイトというものがあります。基本的にはここで会社の基本情報を調べます。
ここには会社の基本的な情報、商号、所在地、代表電話番号、代表者、事業内容、役員一覧、資本金、従業員数、取引先銀行や関連会社名などが記載されており、これらの情報は必ず把握しておくべきです。IR情報もそうです。直近の短信には必ず目を通してください。
面接時には、これら公開情報は「知っているもの」として会話が進みますから、知らない状態で望むと恥ずかしい想いをするだけでなく「当社への志望度が低い」という理由で落とされます。
ニュース記事を調べる
事業内容を把握したら、その方面のニュース記事を集めます。中には、その時点で過去にパワハラなどで自殺者を出しているようなブラック通り越した殺人企業であることを見つけたりすることがあります。
応募する会社の情報は調べて損はありません。いくらでも対策に時間と労力を割くことができるフェーズですので、入念に行ってください。
帝国データバンクで調べる
帝国データバンクからは、会社が開示している情報を取り寄せることができます。一通490円と有料です。
TDBの情報は信頼性は高いものの、有償の割に情報量が少なく、企業が取引先として調査するような与信情報は掲載されていませんので、お勧めするほどの材料には乏しいかもしれません。新卒のときはここで企業情報を調べることがありますね。
日経テレコンであれば情報ソースを指定して検索することができますが、若干割高です。その分、与信情報も含めたデータを取り寄せることが可能のようです。
情報を評価する
エクセルシートなどに募集要項などの必要な情報をまとめ、それぞれの企業のメリット・デメリットを客観視できるようにします。
こうすることで、各企業の口コミ評価を含めた就労条件の良し悪しを評価することができるようになります。必ずこの評価シートを作成し、応募する際に優先順位をつけるようにすべきでしょう。