スキル面

面接で聞かれること

職務経歴では明確ではなかった職能について質問されます。

嘘をついてはいけない

専門的な業務ほど、これについては正直に答えるべきです。まともな会社はこの後に実務レベルのテストが用意されており、嘘をつくと後で恥をかきます。

嘘をついてでも専門系の会社に入りたくて、できもしないスキル、実務経験の無い技術について職歴に書き、面接でもハッタリをかまして無理矢理入社しようとする方もいらっしゃいますが、結局そうやって入社しても解雇されます。

専門的な職種につくには、未経験を募集している企業に応募すべきです。IT系の未経験採用を行っている会社は数多くありますが、ほとんどがブラックで、なけなしの給与で死ぬほどこき使われ、責任も重いです。そこで9割ほどが脱落し、残った1割が専門職として中途採用面接を受けることができるようになります。その関門を避けて通るのは極めて困難です。

できることとできないことを明確にする

スキルに関しては、すでに分かっている部分についてはより詳しく、関連する技術についても幅広く尋ねます。それによって、「何が出来て」「何ができないか」を明確にします。このとき応募者に出来る努力は、「〜はできませんが、関心を持っているので今このように学習や経験を積む努力を行っています」というアピールです。これは面接官のメモに記録され、選考の基準になります。より強みのあるスキルに関しては「それを後輩に継承できますか?」といった聞き方をします。実際に教育の現場に立つわけではなく、人に教えられるレベルであれば上級レベルと見なすための基準値としてですから「教えるのは苦手です」などと間違っても聞かれてもいない苦手意識など口にしないことです。

商品開発やメーカー系などの場合は、汎用的なスキルだけでなく、どのような製品の開発に携わっていたかという経歴面と貢献を聞かれることがあります。これは大きなアピールチャンスですので、今まで携わった開発などプロジェクトについて今一度思い出し、紙に書いて整理しておくと良いでしょう。

営業系では必ず数字を聞かれます。どのような商品を取り扱い、月間ノルマとその達成率、売上の上下と平均額などが聞かれます。上場企業の場合は、会社全体での売上や粗利も知っておいた方が良いでしょう。決算短信は見るようにしてください。数字を把握していないと即不採用ですから気をつけてください。

デザイナーでもマーケティングに携わる部門のようにより営業寄りの場合は、広告に関する数字を聞かれることがあります。具体的な媒体名別に答えるのは守秘義務違反ですから、そのことを断った上で、ご自身の成果に絞った回答を行ってください。担当した媒体の月間媒体費、CPO、メディアレーション、最近ではLTVも聞かれることがあります。

 

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