問題への解決策

面接で聞かれること

これまでの職務経歴を踏まえて、直面してきた様々な問題に対する解決策について聞かれることがあります。

仕事のハードルに対する耐性

これは様々な問題への解決策、応募者ご自身が持つ仕事に対するセオリーを読み解くために行われる質問で、あまり一般的ではありません。また、仕事を抱えたときに直面するハードル、障害に対して、どのように解決していくのかを見極めます。

物事を問題別に区分けして各個撃破するタイプか、一緒くたに全部を解決する銀の弾丸を探すタイプか、力尽くでねじ伏せるパワー型か。そしてそれらの問題に実際の解決策を持っているかについて根掘り葉掘り聞かれます。

たとえば、あなたがITのミドルウェア技術者である場合、マスタDBがダウンした場合、的確にスレーブに切り替え滞りなく基幹システムを運用するために、具体的な方策が何かを尋ねられたとします。そこで「手動でアプリケーションのDBの参照先を切り替え、マスタDBの復旧を行います」だと力づくタイプだと思われます。JP1やNagiosで監視を行い、ダウンした場合も既定スレーブを自動的にマスタへ昇格させ、障害発生をエンジニアにメールで知らせる仕組みを構築していました、と答えるのが優等生です。そこまで答えられないとミドルウェア一本で食べていくのは厳しいです。

弱点を露呈してはいけない

こういった問題対策において一番やってはいけない回答は「パニックになることがありました」と正直に答えてしまうことです。

問題に直面したときに肝を据えて対処する落ち着きはどこへいっても求められます。インフラ担当者などは障害が発生すると方々から止まった止まったと文句を言われるものですが「やかましい!わかっとるわ、座っとけ!」と怒鳴り返すくらいのふてぶてしさが必要です。

 

長所と短所→
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