自己紹介と職務経歴

面接で聞かれること

最初に聞くことは自己紹介とこれまでの職歴についてです。今後、共通した事柄ですが、

  • 説明は簡潔に過不足なく行う。
  • 質問には的確に解答する。

ということが求められます。最初の自己紹介と経歴説明がだらだらと長すぎると、途中で「はい結構です」と切られます。こうなったらほぼ不採用間違い無しです。

自己紹介

名前は必ず言ってください。現在の住所も添えると良いでしょう。

実を言うと、中途採用の面接担当者は、特に一次面接においては、自己紹介にあんまり興味がありません。ここに関心を寄せてくる面接官は犬を雇いたいケースが非常に多いので注意してください。

専門とする業務と、趣味や特技などを伝えます。趣味が同じだったり、あるいは業務に活用できるものであれば、そこから少し話題が拡がることがあります。

職歴説明

中途採用の場合、職歴が長い方ほど説明も長くなりがちです。しかし面接時間は一時間未満を想定していますから、ここであなたが15分くらい取ってしまうと、肝心な質問時間が無くなり、判断材料が無いまま不採用となります。

専門的な職種ほど、直近5年か、あるいは直近3社程度の経歴に絞って詳しく説明した方が得策です。その際、「経歴が多いので直近〜に絞ってご説明致します」と断りを入れてください。余りに古い経歴を説明したところで、10年前に弄っていたアライドテレシスのルータ設定スキルなんか誰もアテにしません。


 

説明内容は職務経歴書に書かれている以上に詳細な内容であることが必須です。提出済みの経歴書を読むだけの人がいますが、それは時間の無駄です。具体的な仕事上のエピソードを交えながら、どのようなプロジェクトに参画し、どのポジションで力を発揮し、何を成し遂げたのかを説明してください。

これまでの業務に対する知識と関心、愛情は大切です。ネットワーク技術者として応募しているのに「もうNWイヤなんですよね」などと平気で口にする方もいますが、その時点でそれ以降の質問は大幅に削られ、10分以内に面接は終了します。とっととお帰りください。

ブラック企業から脱出したい方は、ブラック企業に努めていることをまず心から恥じ入り、サービス残業のような犯罪行為に加担していることを徹底的にひた隠しにしてください。ブラック労働をアピールしてしまうと、そういう人材はブラック思想を持ち込むと考え、自己紹介時点で不採用が確定します。

 

転職理由→
タイトルとURLをコピーしました