駄目な面接テクニック

面接官が見ること・聞くこと

あなたは何色ですか?

応募者自身に色を選ばせて、そのタイプを分類するテクニックですが、何の根拠もありません。占いと一緒です。こう答える人材はこういう傾向が強い、といったほとんど迷信に近い面接手法です。血液型診断もそうです。最近のボンクラ企業では、面接時に血液型を聞く人事もいるそうです。脳にへんな菌でも湧いてるんですかね。
色に限らず、古くはエンジニア風林火山のようなタイプ分類は、応募者固有の特性を見落とす原因になりかねません。

君は童貞かい?

アップルのスティーブ・ジョブズが行っていた面接の一幕です。
こういった突拍子もない質問をぶつけて、どう取り繕うかを見るのはあまり意味がありません。面白い回答が出来た人物と、慌てて何も答えられなかった人物、何が違うのか納得のいく答えを持っていれば教えて欲しいものです。
多くはほとんどの応募者に、この会社に応募したことは失敗だったと印象づけるだけです。ネットに書き込みでもされようものなら、応募者が激減しかねません。

どうしてこの学部を選んだの?

職歴が10年を超えている人材に向かって、大学時代のことを問うのは愚の骨頂です。最も愚かな質問項目だと言わざるを得ません。あなたに面接を行う能力はありませんし、ご自身のこれまでの人生経験からその程度の質問しか出てこない薄っぺらさについて一度真剣に悩むべきです。この質問が出てきた時点で、多くの応募者はあなたを見下します。回答が適当になったら諦めてください。おそらくその応募者は辞退してしまいます。

一挙手一投足に着目

応募者の立ち振る舞い総てに意味づけをしたがる面接官は大勢います。とくに応募資料の履歴書の書き方に細かい駄目出しを行って新卒採用と同じふるいにかけると、優秀な人材を撮り逃してしまいます。
応募者が挙動不審で何か良からぬコトを企んでいるケースはありません。企業スパイは面接官にとてもよい印象を抱かせるように訓練を受けていますから、そこらの面接官では見抜くことはできません。

 

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