テスト

面接で聞かれること

専門職の場合、実務能力を問うテストが実施される場合があります。いまやこれは当たり前になりつつあります。

基本的に実務レベルのテストになるので、実際に現場で行われている作業をどのように解決するか、という回答になることがほとんどですが、一部の意識高い系企業はネットで調べれば出てくるような特殊な論理問題やアルゴリズム問題などを出題することがあります。

前者は難しくありませんが、実務経験がないと回答できません。後者は非常に難しいですが、テスト中にスマホで解答を調べれば出てきますから、丸写しで構いません。そんな問題を出すほうが悪いのです。

テストは筆記で行う場合と、PCで行う場合があります。後者の場合にメモ書きがないと解くのが難しい場合がありますので、メモ用紙と筆記用具はご自身で用意したほうが無難です。

ネットワークエンジニア向けテスト例

ネットワーク図があり、専用線を介して拠点間をルータが接続しています。この中で指定されたルータのIPアドレスとルーティング設定をIF単位で記述してください。

実務レベルを問う問題であればこのような感じです。ネットワーク系の知識を問う問題などを出されることもあるので、今一度再確認が必要です。

プログラマ向けテスト例

  1. 基本的なコード記述問題
  2. オブジェクト指向とDI
  3. SQL記述
  4. 論理問題
  5. セキュリティ問題(Web系

実務ベースの問題は上記のようなもので、経験のあるPGであれば難しくはありません。

Linux系サーバエンジニア向けテスト例

LIPC1の教科書に出てくるものを満遍なく問います。

回答は基本的にコマンドを記述するものになるため、テスト自体もPC上で実施するケースが多いです。

毎日のようにLinuxやBSDサーバにコンソールログインされている方であればあくびが出るような問題ですが、実務経験がなく趣味レベルで触っている人にとっては潰滅的結果を導きます。LPICの教科書を持っていれば、その内容をひと通り丸暗記すべきです。LPIC1であればプログラマでも知っています。難しい内容ではないはずです。


このように実務経験を問うテストが出題される会社の場合、面接でいくらご自身のスキルを盛って表現しても、全てここで本当の実力が露呈してしまいます。会社によってはテストが著しく難しいものや、テストの出題内容が時代性にあったものでないケースもあります。そういう場合は諦めましょう。

テストの結果、あるいは回答については、基本的にはもらえません。その会社に受かった場合は解答例は見せてもらえる可能性がありますから、頑張って回答しましょう。

 

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